「ブルドーザーおしずもう」プログラムは、紙相撲のデジタル版と言えます。共通点は「作って楽しい」「遊んで楽しい」「オリジナリティが生かされる」の3つです。遊び方は、とにかく自分のブルドーザーをタップして、画面端っこの灰色のコンクリートに相手を押しやった方が勝ちです。「デジタルは一人で取り組むのコミュニケーションが生まれない」とプログラミングに消極的な方にオススメのお手軽ゲームプログラミングです。友だちの作ったプログラムで遊んだり、自分のプログラムを紹介したりして、今までになかったコミュニケーションが生まれるかもしれません。
※ビスケットの操作が初めての場合は、「学校でビスケット3」や自由制作を行ってから本案を実施してください。機材環境がPCの場合は、児童のマウス操作の習熟度合いにもよりますが、1.5〜2倍の作業時間を想定してください。
流れ | 時間 | 活動内容 | 教師の動き | 指導上の留意点 |
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体験する | 15分 | 教師によるデモを見ながらブルドーザーおしずもうプログラムを,個人(ペア、グループ)で作ってみる。 | ブルドーザーおしずもうプログラムのデモをする(または動画を見せる。)全メガネが載っているチートシート兼ワークシートを作っておき、デモ後にそれを配布する。 | ブルドーザーおしずもうプログラムのポイントが分かるように板書したりワークシートを準備したりしておく。 |
ふりかえりをシェアする | 5分 | 個人(ペア、グループ)で、モデルプログラムを作った中でどんなことが起こったかを、ふりかえる。全体でシェアする。 | オリジナルを作ることを知らせ、児童の感想や疑問の発言を促し、関心・意欲を高める。 | ブルドーザーおしずもうプログラムのポイントを理解しているか再度おさえる。 |
オリジナルを考える | 5分 | ブルドーザーおしずもうプログラムをオリジナルにアレンジし、アイデアをワークシートにメモしておく。 | 自分が好きなキャラクターを描きたい児童には、キャラクターの著作権についての話をし、オリジナルのキャラクターを描くことを伝える。机間指導で児童の進捗状況を把握する。決定に時間がかかっている児童には、作りやすいモデルを提案し、活動を促す。 | プログラムに加えていくことを促す。 |
トライアル&エラー | 20分 | 個人(ペア、グループ)で自分のプログラム作成に取りかかる。早くできた児童はワークシートにまとめを書き、友だちのサポートに回る。交流はその都度行う。 | 机間指導で児童の進捗状況を把握する。紹介したいプログラムを見つけたら紹介する。(ワークシートは教科についてのふりかえりとプログラミングのふりかえりの両方が簡潔に記入できるものを準備しておく。) | お互いのプログラムでよかったところはそれぞれ付け加えていくよう声かけをする。 |
視点 | 指導上の留意点 |
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プログラミング教育として | 活動に個人差があるので、早く終わった児童は他の児童から求められた時には教えにいくようにすると、学級作りとしても教え合う集団作りができる。教える際は、手を出して代わりに作るのではなく、やり方を説明した後、質問した児童本人が考えて手を動かすような教え合いができることが求められる。 |
歯車マークを押し、背景色を変更、最下段のバーでマス目の設定にします。⬇️
えんぴつマークをタップして、ブルドーザー(左プレイヤー)を描画します。あとで→の位置にタッチマークを置く関係で大きさは左画像の通りにします。色、形はお好みで描画しましょう。
えんぴつマークをタップして、ブルドーザー(右プレイヤー)を描画します。あとで→の位置にタッチマークを置く関係で大きさは左画像の通りにします。色、形はお好みで描画しましょう。
えんぴつマークをタップして、コンクリートブロックを描画します。色や形、大きさは左画像を参考にしておこのみで描画しましょう。
えんぴつマークをタップして、中央基準線を描画します。中央に配置するには、マス目の縦辺(左右どちらでもOK)をなぞります。色や形、大きさは左画像を参考にしておこのみで描画しましょう。
えんぴつマークをタップして、爆発マークを描画します。色や形、大きさは左画像を参考にしておこのみで描画しましょう。
えんぴつマークをタップして、タイトルを描画します。ゲームの機能上、このパーツは無くても問題ありません。色や形、大きさは左画像を参考にしておこのみで描画しましょう。
ステージにパーツを並べます。左画像を参考に、配置はおこのみで調整しましょう。
左のメガネにブルドーザー(左プレイヤー)を入れ、→の位置にタッチマークを入れます。右のメガネは、左のメガネの同位置より1マス右にオフセットしてブルドーザー(左プレイヤー)を入れます。
ブルドーザー(右プレイヤーの動き)⬇️
左のメガネにブルドーザー(右プレイヤー)を入れ、→の位置にタッチマークを入れます。右のメガネは、左のメガネの同位置より1マス左にオフセットしてブルドーザー(右プレイヤー)を入れます。
左のメガネにブルドーザー(左プレイヤー)とブルドーザー(右プレイヤー)を向かい合わせに入れ、→の位置にタッチマークを入れます。右のメガネは全体を1マス右にオフセットして入れます
左のメガネにブルドーザー(左プレイヤー)とブルドーザー(右プレイヤー)を向かい合わせに入れ、←の位置にタッチマークを入れます。右のメガネは全体を1マス左にオフセットして入れます
左のメガネにブルドーザー(左プレイヤー)とブルドーザー(右プレイヤー)を向かい合わせに入れます。右のメガネは、左のメガネと全く同じように入れます。
左のメガネにコンクリートブロックを入れ、ブルドーザー(左プレイヤー)とブルドーザー(右プレイヤー)を左画像のように向かい合わせに入れます。右のメガネは左のメガネと同位置にブルドーザー(左プレイヤー)を入れ、1マス右に爆発マークを入れます。おこのみで音符マークを添えましょう
左のメガネにコンクリートブロックを入れ、ブルドーザー(左プレイヤー)とブルドーザー(右プレイヤー)を左画像のように向かい合わせに入れます。右のメガネは左のメガネと同位置にブルドーザー(右プレイヤー)を入れ、1マス左に爆発マークを入れます。おこのみで音符マークを添えましょう
左のメガネに爆発マークを入れます。右のメガネには何も入れません